Power Virtual Agentsで一瞬でチャットボットを作成してTeamsに公開する

Power Virtual Agentsとは?

インテリジェント仮想オペレーターとボット | Microsoft Power Virtual Agents
  • Microsoftが提供するチャットボット作成サービス
  • 2019年のIgniteで発表された
  • 特徴は以下。
    • ノーコードで誰でも簡単にチャットボットを作成できる
    • TeamsやLINEなど、多くのチャネルとの接続も簡単に構成できる
    • チャットUXのカスタマイズ(応答の分岐など)も柔軟に構成できる
    • フィードバックや満足度を収集する機能も組み込みで備わっている
    • それらや利用状況を分析するPowerBIダッシュボードも組み込みで利用できる
    • ボットを強化していくための機能(改善の提案など)も組み込みで備わっている

Power Virtual Agentsのエンジンについては以下にも解説があったりします。

高度な AI 機能 (ビデオを含む) – Power Virtual Agents | Microsoft Docs

参考までに、検索トレンドをみてみると、登場以来右肩上がりのようです。これからも需要が高まっていくことが想定されますね。

Power Virtual Agentsの価格

価格プラン | Microsoft Power Virtual Agents

シンプルなもので、セッション数に応じた課金になっています。

セッションは、ユーザー トピックがトリガーされると開始され、ユーザーの質問に回答するか、対話が 60 分または 100 回のやりとりを超えるか、いずれかの条件を満たすと終了します。詳しくはこちら

価格プラン | Microsoft Power Virtual Agents

チャットボットの作成から公開までの流れ

実際の使用感も確認しておきたいと思います。

新しいボットの作成

まずは新しいボットを作成し・・

トピックの追加

ボットにQAリストを読み込みます。今回は、手っ取り早く以下のURLを指定した、URLからの読み込みを行います。

Web Appsの構成と管理に関する FAQ – Azure | Microsoft Docs

URL上のQAが提案されたトピックとして表示されるので、「トピックに追加」します。

チャットのテスト

追加したトピックを「有効化」した上で、テストチャットでQAのトリガーフレーズに含む文言を打ってみると、チャットボットが回答を返すことが確認できると思います。

QAの詳細を開くと、こんな感じでトリガーフレーズを踏むとメッセージが返されるようなフローが自動的に構成されていることが確認できます。

いいなと思ったのが、以下のようにフィードバックも自動的に収集してくれる点。

収集されたフィードバックや、会話情報は、「分析」タブから組み込みのPower BI Dashboard上で確認することができる点も嬉しいですね。

トリガーフレーズの追加

チャットフローの改善も簡単です。例えば、特定の質問に対してユーザが別の言葉で質問をすることが想定されている場合、それらをトリガーフレーズとして追加することもできます。

たとえば”圧縮”を含むQAに対して「あっしゅく」と質問しても、既定では答えは返らないですが、トリガーフレーズを足してやると・・

ちゃんと意図した回答が返るようになります。

他にも、会話の分岐なども簡単に追加できるようです。

チャネル設定の追加

テストができたら公開の準備に進みます。公開する前に、利用予定のチャネルとの接続を有効化しておく必要があります。

公開

その上で公開し・・・

Teamsアプリの作成

Teams上でこのボットを呼び出せるようにしていきたいわけですが、公式Docを見た感じ、このあとTeams上で組織内のユーザなどにアプリとして公開するには、Teamsアプリを別途作成する必要がありそうでした。

Power Virtual Agents チャットボットを追加する – Teams | Microsoft Docs

こちらは以前以下の記事で紹介していますので、参考になりましたら幸いです。(上の記事ではApp Studioを使っていますが、今はDeveloper Portalが最新のツールになっています)

なお、Power Virtual Agentsの場合アプリIDは以下から確認できます。

使用感はこんな感じ。

というわけで、ボットの作成からカスタマイズ、公開まですべてノーコードで実現することができました。チャットボットもこんな簡単につくれる時代になったのですね・・しみじみ。

以上、Power Virtula Agentsを使ってチャットボットを作成する流れの簡単なまとめでした。参考になった!という方は、下のいいねボタンを押していただけると励みになります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

おしまい

[おまけ] チャットボットを作成するその他のオプション

もひとつ、Microsoftのサービスでチャットボットを簡単に作成するためのサービスとして、Cognitive Service for Languageのカスタム質問応答というものもあります。

ご参考までにそちらの概要も以下に貼っておきます。

Azure Cognitive Service for LanguageでFAQチャットボットを作成する | 煎茶 (simpletraveler.jp)

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Yuu113
初めまして。ゆうたろうと申します。 兵庫県出身、東京でシステムエンジニアをしております。現在は主にデータ分析、機械学習を活用してビジネスモデリングに取り組んでいます。 日々学んだことや経験したことを整理していきたいと思い、ブログを始めました。旅行、カメラ、IT技術、江戸文化が大好きですので、これらについても記事にしていきたいと思っています。