【超絶景!】東南アジアで最高の鉄道旅ができる5つの路線

こんばんは!最近東南アジアの記事ばっかり書いてる気がしますが笑 今日は鉄道旅を特集してみようと思います!

私は旅行で味わえる旅情が好きで、旅行に行くと、なるべく陸路で移動する派です。そんなスタイルでこれまで東南アジア各国を旅行してきた中でこれはたまらん!という鉄道路線をピックアップしてご紹介したいと思います!

それでは早速まいります!

Contents

第5位:ジャカルタ→ジョグジャカルタ(インドネシア国鉄)

第5位は・・・インドネシア国鉄のジャカルタ〜ジョグジャカルタ路線です!というか、ランクインさせておいてすみませんが、この路線には旅情は特にありません笑 なぜなら、鉄道が整備されすぎて、新幹線のように快適ですから笑

ただ、そのため初めての鉄道旅でも簡単に挑戦できますし、出発地は都会ジャカルタ、到着地のジョグジャカルタには世界遺産の寺院があるインドネシアの京都と見所が豊富なので、総合ポイントで5位にランクインしました。

基本情報


To Be Updated.


路線ルート

車内の様子

乗ってびっくり。車両の外装とは裏腹に、日本の特急と同じくらいのクリーンさと快適さです。かなりスピードを出して進みますが、車内はとても静かです。

隣に人がいなければ席2つ繋げて寝れますが、私が乗った時は隣に恰幅の良いおっちゃんがいたので座って寝ることになりました笑 寝台車両がないため、快適にはくつろげないかも知れないですが・・

車内の様子

・・・そして寝てる間に早朝にジョグジャカルタ駅に到着。

・・え?おしまい?笑 と思った方!車窓の写真はないの?!と思った方!

おしまいです笑 だって夜も明けない早朝に到着するんですもん笑

・・・・ちょっと待ってください!次からは本当におすすめなのでどうか見るのをやめないでください!笑

この路線の私の旅行記はこちらからご覧いただけます!

第4位:ポイペト〜バンコク(タイ国鉄)

第4位は、タイ国鉄のポイペト〜バンコク区間です!

4位なのは、寝台列車ではない昼行で、鉄道泊がないためです。が、こちらも旅情たっぷりな車窓でとても気持ちが良い路線です!!

基本情報


出発時刻:現地時刻 13:55
到着時刻:現地時刻 19:40
出発駅:タイ ポイぺト駅
到着駅:タイ バンコク フアランポーン駅
頻度:1日X本
車内販売:×
料金:48バーツ (約150円)
購入方法:ネット予約 もしくは 現地の駅(ポイぺト)窓口で購入
(私は当日ポイぺトの駅で書いました)


路線ルート

ポイペトーバンコク路線

この路線は、カンボジアとタイの国境の町、ポイぺトからタイの首都バンコクを結びます。どういう使い方をするかというと、このポイぺトからバスで数時間行ったところにアンコールワットで有名なシェムリアップがあるため、アンコールワットを観光したあとにバンコクに向かう人、あるいはその逆の旅行者に人気の路線です。(とはいうものの、シェムリアップからバンコクまでエアアジアも出ており、鉄道の場合は数時間かけてポイぺトまで行って、そこから電車で半日・・なので、ほとんどの旅行者は飛行機で行ってしまうのではないかと思います。私が乗った時も結構空いていました。)

車内の様子

寝台列車ではないので、座席は普通の対面シートになります。
座席指定もないため、空いている場所に座る形式です。

車内の様子

車窓

お昼〜夜にかけての運行なので、日中は東南アジア感のある電影風景をみて、夕暮れ時には日の入りを眺めることができます。

お昼
夕方
日の入り

山などがなく広大な平野を突き進むので視界がとてもひらけていて気持ち良いです。シェムリアップ⇄バンコク間を移動される方で、ちょっと旅情をプラスしたい人はぜひ利用してみては?!

番外編

出発地であるポイぺトにはなんとカジノがあります!

そしてこのカジノ、フード・ドリンクが無料です!寄り道したことでちょっと良い思いもできるのがこの路線の良さですね笑

ポイぺトの町
ポイペトの町に突如現れるカジノ

第3位:バガン〜ヤンゴン(ミャンマー国鉄)

第3位は・・・・!ミャンマー国鉄のバガン〜ヤンゴン路線です!!

バガン〜ヤンゴン路線

基本情報


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路線ルート

この路線の旅を一言表すなら

線路は続くよどこまでも、な旅

でしょう笑 電車は広大な田園地帯をひたすらゆっくりと進んでいきます。線路は日本の鉄道のようにまっすぐではなく、線路の歪みのたびに車両がガタンゴトンと揺れます。そして遅れます笑旅情と、一体いつ着くねん・・・という意味の両方を込めての一言です笑

もっとも風情のあるオールドスタイルな鉄道旅が味わえる路線です。

車内の様子

コンパートメント形式になっており、車両の両側に対面シートが2つあって、それが一部屋となります。のでプライベートはバッチリです。

対面シートが、ゆったりと足を伸ばせるベッドになります。
(下の写真、身長180cm弱の友人の足も伸び切ってますね笑)

寝室

車内食

なんとこの寝台列車、ちゃんと食事が提供されます!!チケット代には含まれませんが、出発前に各コンパートメントにウェイターが注文を取りに来ます。列車がバガンを出発してしばらくすると・・ボリュームタップリの食事が出てきます!

車内食

なんと・・朝食もあります!笑 質素な朝食ですが、コーヒーもついて、朝のひと時を幸せに過ごせます。

車窓

出発が夜遅いので、出発後、朝までは外は真っ暗です。食事や、友人との会話を楽しみましょう。

バガン駅

朝・・

途中の駅で人々は自由に降りていったり・・

途中の駅

森の中を進んでいき・・・(写真からもわかりますが、線路ガタガタです笑 あるひとのブログではこの縦揺れにより持ち物が窓の外に飛び出して行ったと書いてありました笑)

太陽が上がってくると・・見渡す限りの田園!

日中を車内でのんびりと過ごしながら、夕方前にヤンゴンへ到着します!ミャンマーを訪れる方はヤンゴンからバガンを訪れる方が多いと思いますが、片道は飛行機で、片道は少し時間をかけて鉄道旅を楽しんでみてはいかがでしょうか!

第2位:ハノイ〜ダナン(ベトナム鉄道)

第2位は、ベトナムを南北に走るベトナム鉄道の、ハノイ〜ダナン区間の旅です!

ハノイ〜ダナン路線

基本情報


出発時刻:現地時刻 19:30〜22:30 (早朝 6:00と9:00発もあり)
到着時刻:現地時刻 11:00〜13:00(早朝の便は深夜)
出発駅:ハノイ駅
到着駅:ダナン駅(もちろん逆もあり)
頻度:1日10本
車内販売:あり(定期的に、コーヒーや食べ物のワゴン車が通ります)
料金:50〜70$ (約5000〜7000円)
購入方法:ネット予約 もしくは 現地の駅窓口で購入
*私は出発当日の朝にハノイの駅窓口で購入しました
*ネット予約では、日本発行クレジットカードが使えないようです


路線ルート

ハノイ〜ダナン間

ベトナム鉄道の魅力は、何と言っても寝台車両のコンパートメントと、車窓です!

車内の様子

寝台車両は、コンパートメント形式になっており、4人で一部屋となっており、通路とは扉で隔てられています。

コンパートメント内には、嬉しいことに軽食(ウエハース、バナナ)・水・ウェットティッシュが人数分用意されており、また、花と間接照明で雰囲気も良いです。

コンパートメントの様子

少し難点を挙げるとすると、

・コンパートメントのベッドが高身長者には少し短い(170cm位であればぎりぎり足をフルに伸ばせるくらい)

・ひとり旅で寝台を予約すると、ほぼ必ず他のお一人さまと同じ部屋にされるため、完全なプライベート空間ではなくなる。(一応、同性でまとめられるようですが、自分がフエ〜ダナン間で乗り直した時にはなぜかおばちゃんと同じ部屋でした笑 なんでや・・)

車内で提供されるもの

車窓

この区間の絶景ポイントは、ズバリフエ〜ダナン間の峠越え区間です。

ダナンの少し北に、半島が突き出している区間がありますが、ここを海岸線沿いに走っていく区間です。

それにしても雨季のあるこの土地で、よくこんな海岸線ギリギリの場所に線路を建てたものだなぁと感心してしまうほど、海岸線の絶壁を進んでいきます。スピードを落として進むこともあり、およそ1時間ほど景色を堪能できる時間があります。

フエーダナン

私が旅行した日は曇りで、雲が低いところまでおりてきていて秘境感が増していたので、ノスタルジックなモノクロ写真でいくつかご紹介。

基本情報にも書きましたが、値段は他の東南アジアの鉄道旅と比べてもかなり高いほうですが、その分コンパートメントは快適ですし、景色も素晴らしいので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか!

第1位:バンコク〜パダンべサール(タイ国鉄)

そしてベスト旅情鉄道トリップは、タイ国鉄の、バンコク〜パダンバサール路線です!!

タイ国鉄の車窓

基本情報


出発時刻:現地時刻 15:10
到着時刻:現地時刻 08:53 (17時間) (時差 バンコク-1時間)
出発駅:バンコク フアランポーン駅
到着駅:マレーシア パダンバサール駅(もちろん逆もあり)
頻度:1日1本
車内販売:×(外から勝手に入ってくる売り子がいますが、大したものを売ってくれません・・)
料金:960バーツ (約3000円)
購入方法:ネット予約 もしくは 現地の駅窓口で購入
(私は出発前日の夜にバンコクの駅窓口で購入しました)


パダンべサールはマレーシアとタイの国境の都市で、バンコクからなんと17時間以上かけて移動する、東南アジア最長路線の部類に入るのではないでしょうか?ここからマレーシア国鉄に乗り換えてマレーシア国内に入っていきます。

路線全体図

何が良いか!?

1、寝台車両の快適さ

もう、快適すぎるんです笑 みてくださいこの寝台車両!実は乗車した時は普通の対面4席のシートなのですが、夕方になると車掌さんがベッドメイクをしてくれ、対面4席のシートを繋げて1つの寝室になるんです!(混雑していて対面に人がいる場合は1人は下、もう一人は上で寝ることになりますが、私が乗った2018年9月は全然スイスイでした)

寝台車両の様子 (After)
(Before)

カーテンを閉めると車窓独り占めの個室になります。私、身長179cmなのですが、全然たっぷり伸ばせます。

カーテンを閉めると・・・

2、東南アジア感MAXの車窓

そして車窓の美しさです。ザ・東南アジアです。乗車は15:10なので、出発後は日暮れを眺めながら進んでいきます。また、朝は08:53到着なので、夜明けから朝の風景を見ることができます。

夕暮れの草原(ブレてますが・・)
夜明けの駅
朝焼けとトロピカルな車窓

写真から伝わったか分からないですが、本当にたっぷり風情を感じられる車窓なんです!

この路線の私の旅行記はこちらからご覧いただけます。

いかがでしたでしょうか!私の経験した東南アジア鉄道旅の中から、トップ5をご紹介させていただきました!タイ国鉄率高しですね!タイ国鉄は総じて長距離路線の近代化が進んでいないため、旅情鉄道旅の最後のフロンティアとも言えます。笑

この情報が皆様の旅行の計画に少しでもお役に立てていたら嬉しいです!

残念ながら私がまだ経験してないためにランキングに載せられていないベトナム縦断路線・・・。いずれ乗ってこのランキングを更新するぞ・・!!

おしまい

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Yuu113
初めまして。ゆうたろうと申します。 兵庫県出身、東京でシステムエンジニアをしております。現在は主にデータ分析、機械学習を活用してビジネスモデリングに取り組んでいます。 日々学んだことや経験したことを整理していきたいと思い、ブログを始めました。旅行、カメラ、IT技術、江戸文化が大好きですので、これらについても記事にしていきたいと思っています。