【3分で流し読み】Azure Managed Grafanaでできることを理解する

こんにちは。今日は、最近プレビューで登場したAzure Managed Grafanaを触ってみましたので、調べて分かったことと一緒に概要をまとめておこうと思います。

それではまいります。

Azure Managed Grafanaとは?

https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/managed-grafana/#overview
  • Grafanaというデータ分析・可視化のためのオープンソースツールを、Azure Managedで提供したもの(MicrosoftとGrafana Labsは最近戦略的パートナーシップを締結している)
  • 後述の通り、Grafanaにはいくつかの展開オプションがあるが、その中でもGrafana Enterpriseの機能が提供されている
  • 2022年4月に提供が開始されており、2022年6月末現在パブリックプレビュー中。SLAがなかったり、提供リージョンが限定されている(日本リージョンはまだの模様)。
  • Azure Managedである意義としては、以下が言及されています。
    • Azure環境に最適化されていること(=Azureサービスと容易にかつセキュアに連携できる、Azure ADと統合されていてアクセス管理を容易に実装できる、など)
    • Azure側でソフトウェアのバージョンを自動更新してくれる
    • Azureマネージで冗長構成が組まれており、可用性が高められている
Grafanaについて
  • 2014年に登場した分析・インタラクティブな視覚化を可能とするオープンソースのWebアプリケーション
  • Githubのリリース履歴等をみても、2022年6月末時点でもかなり活発にUpdateされている模様。
  • OSS版のGrafana、有償版のGrafana Enterprise、SaaSのGrafana Cloudといった形で提供されている

参考:

https://grafana.com/

https://qiita.com/Chanmoro/items/a23f0408f0e64658a775

https://openstandia.jp/oss_info/grafana/

Google Trendをみてみると、Azure Managed Grafanaのトレンドはまだないようですが、Grafana自体のトレンドは右肩上がりで上昇中なので、今後さらに注目度が高まっていきそうです。

https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=2013-01-26%202022-06-26&q=%2Fg%2F11fy132gmf,Azure%20Managed%20Grafana

Azure Managed Grafanaの価格は?

https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/managed-grafana/

  • 現在30日間は無料で利用可能
  • Grafanaを動作させるインスタンスの料金(ここに最初の3ユーザまでの料金も含む)+追加ユーザ毎の料金が加算されるモデル
2022年6月末時点情報

料金計算ツールで試算したところ、3ユーザ以内の限定的な利用なら初月以降月額50ドルほど、10人くらいのチームで利用する想定ならそれに+42ドルが加算されて月額90ドルほどになりそうです。

もし、これじゃ割に合わない、ということであればAzure Monitorが提供しているダッシュボードやWorkbookであれば無料利用できるので、そちらの選択肢も検討されるとよいかもしれません。

Azure Managed Grafanaを使ってみた

それでは実際に使ってみたいと思います。

リソースの作成

マーケットプレイスからAzure Managed Grafanaを探します。(探してみて気付きましたが、Azure ManagedではないGrafanaの展開オプションもたくさん用意されていますね。)

リソース作成にあたって指定する情報は最小限です。

リソース名とリージョン・・・

そしてゾーン冗長にするかどうか・・・

あとは管理者の設定だけです。

展開は結構時間がかかりました(20分くらい)。

ワークスペースリソース自体ではアクセス管理や診断ログ設定などが行えるようです。実際のGrafanaの機能は、概要ブレードにある”エンドポイント”に接続することで利用できるようです。

おお、Grafanaの画面が立ち上がりました。

ダッシュボードの作成

続けて、ダッシュボードを作成してみたいと思います。今回は、Azure Monitorのデータソースと連携したダッシュボードの作成を試してみたいと思います。

データソースでAzure Monitorを選択して、対象のサブスクリプションを指定してテストが通ることを確認します。

Workspaceが見つからないと出る場合は、GrafanaのサービスプリンシパルにLog Analyticsワークスペースへのアクセス権が足りていないことが考えられます。

以下Docsをみると、Grafanaリソース作成時に、規定で監視閲覧者の権限が付与されるとありましたが、なぜか自分の環境では自動付与はされていないようだったので、手動で足したところテストが通るようになりました。(プレビューならではのバグ?or 何か設定漏らした・・?)

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/managed-grafana/how-to-permissions

その後、Dashboard > BrowseからAzure Monitorのフォルダを開くと、Azure Monitorの組み込みダッシュボードの一覧が表示されているので、適当なものを開いてみます。

すると、おお!実際のデータとともにかっこいいダッシュボードが開いた・・!

その他、Azure Monitor(Log Analytics)に蓄積されているデータを使ってオリジナルのダッシュボードを作成することもできます。

以上、Azure Managed Grafanaの概要の簡単なまとめでした。少しでも参考になりましたら幸いです。

おしまい

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Yuu113
初めまして。ゆうたろうと申します。 兵庫県出身、東京でシステムエンジニアをしております。現在は主にデータ分析、機械学習を活用してビジネスモデリングに取り組んでいます。 日々学んだことや経験したことを整理していきたいと思い、ブログを始めました。旅行、カメラ、IT技術、江戸文化が大好きですので、これらについても記事にしていきたいと思っています。