こんにちは。今日は、タイトルの通り、QnA Maker/Language + Azure Bot Serviceで作成したボットのデフォルトメッセージの変更方法について調べてみましたので、分かったことをまとめておきたいと思います。
それではまいります。
Contents
実現したいこと
ボットのデフォルトWelcomeメッセージ「Hello and welocme!」をカスタマイズしたい。
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2022/03/image-195.png?resize=728%2C574&ssl=1)
実現方法 (C#)
まずはC#のBotの場合を例に説明しますが、Node.jsの場合も後述しています。
ヒントはこちらにありました。
一応、実際にも確認してみます。
ボットのソースコードをダウンロードして、VSCodeで開きます。
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2022/03/image-196.png?resize=728%2C82&ssl=1)
そして、メッセージ”Hello and welcome”でソースコードを検索してみます。お、確かにQnABot.csの中でハードコードされているようですね。
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2022/03/image-197.png?resize=728%2C313&ssl=1)
簡単ではありますが、試しにこのメッセージを”Hello and welcome2!”に変更してみます。
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2022/03/image-198.png?resize=728%2C327&ssl=1)
このコードをにデプロイしなおします。なお、少しややこしいですが、Bot Serviceで作成したBotアプリケーションはAzure App Service上で動作しているため、デプロイ先はAzure App Serviceになります。これ以降の流れについては、以下のAzure サポートチームのブログにもまとめられています。
Azure App ServiceにVSCodeからデプロイするためには、そのためのVSCode拡張機能が必要です。サービス毎の拡張機能を入れてもよいですが、私はAzure関連の拡張機能がまとまった「Azure Tools」を利用しています。
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2022/03/image-199.png?resize=728%2C365&ssl=1)
Bot Serviceのアプリが稼働しているApp Serviceを右クリック>Deploy to WebAppを選択します。コードの上書きに関する警告がでてきますが、上書きしちゃって問題ないのでそのまま進みます。
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2022/03/image-200.png?resize=714%2C910&ssl=1)
デプロイが完了したら、Bot Serviceの「Webチャットでテスト」を開いてみます。
すると・・・おお!ちゃんと変更が反映されてWelcomeメッセージが変わりましたね!
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2022/03/image-201.png?resize=728%2C550&ssl=1)
実現方法 (Node.js)
なお、Node.jsの場合も、同じ手順です。
bots>QnABot.js内にメッセージがハードコードされているので、これを変えればOKです。
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2022/03/image-263.png?resize=728%2C251&ssl=1)
デプロイ手順は同じなので、割愛します。
以上、今回は簡単なメッセージのカスタマイズを試してみましたが、今後もう少し高度なカスタマイズについても試してみたいと思います。
少しでもご参考になりましたら幸いです!
おしまい
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