Mac+VSCode/Visual Studioで.NET5の開発環境を構築する

こんばんは。本日は、Macで.NETの開発環境を構築する手順について、備忘も兼ねて残しておこうと思います。

普段、.NETアプリケーションを開発する時は、Windows + Visual Studio環境で実施していたのですが、Macでも開発できるようにしたいなと思い、調べながらやってみました。

.NETのMac OSへの対応状況

最新の状況はこちらから確認できます。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/core/install/macos#supported-releases

2020年12月時点では、以下のような対応状況です。というわけで、最新の.NET5も対応しているようだったので、.NET5の開発環境を作っていこうと思います。

Mac OSへの対応状況

方法1:VS Codeで開発する場合

Macで開発し慣れている人は、Visual Studio Code (VS Code)を使っている人が多いのではないでしょうか。VS Codeで.NET開発をすることはもちろん可能です。

以下に公式ガイダンスもありますが、.NET SDKと、C#拡張機能をインストールしたVS Codeを揃えればOKです。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/core/tutorials/with-visual-studio-code

手順は以下の通りになります。

.NETをインストールする

はじめに.NETのインストールが必要です。.NETは、SDKとランタイムで構成されています。ランタイムは.NETの実行に必要で、SDKは.NETアプリとライブラリの開発に利用されます。

.NETランタイムは常にSDKと一緒にインストールされます。

.NETのインストールは以下のページから行えます。

https://dotnet.microsoft.com/download/dotnet-core

.NET Coreのダウンロードページ

横道にそれますが、.NET Core 3.1と.NET Core 2.1はLTS (Long Time Support)版ですが、End of Supportのタイミングは決まっているんですね・・!遅くとも2020-12-03までには.NET5への移行が必要になりそうです。

さて、.NET5のダウンロードページに移動すると、上の説明の通り、確かにSDKとRuntimeのインストールオプションがありますが、SDKの”Included Runtime”をみると、右の各種Runtimeは全て含まれていることがわかります。

と、ここで”Included In”をみると、”Visual Sutio”と書いてあります。

.NET Coreのダウンロードページ
.NET SDKのインストール画面

インストールが完了したら、ターミナルから以下のコマンドを実行することで、.NETが使えるようになっていることを確認します。

dotnet --info (dotnet --versionでもOK)

みると、ランタイムとSDKは、.NET5に加え、.NET Core 3.1もインストールされていました。

dotnet –versionを打つと、5.0.101と出るので、デフォルトでは.NET5が使われているようです。

インストールした.NET SDKの確認

VS CodeにC#拡張機能をインストールする

続いでVS Code側を.NET開発に対応させるために、C#拡張機能を追加します。こちらはMicrosoftが提供する公式の拡張機能です。

https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=ms-dotnettools.csharp

C#拡張機能

Visual Studioの拡張機能で「C#」と入力すると出てきますので、これをインストールします。

VS Code上のC#拡張機能のインストール画面

Hello Worldアプリを作成してみる

環境が準備できたところで、サンプルアプリを作って動作確認です。VS Codeでターミナルを起動し、プロジェクトを作成したい適当なディレクトリ上で以下のコマンドを実行します。

Hello Worldというコンソールアプリを作成し、dotnet runで実行します。Hello World!と表示されれば無事、動作確認完了です!

dotnet new console -o HelloWorld
cd HelloWorld
dotnet run

##実行結果
Hello World!

ちなみに、VS Codeでは、コンソールアプリを作成すると、以下のデフォルトのHelloWorldアプリコードが生成されることが確認できます。

コードを更新する時は、VS Code上で編集すればOKです。

サンプルアプリで自動生成されたコード

方法2:Visual Studio for Macで開発する場合

Visual Studio for Macをインストールすると、SDKも合わせてインストールされるようです。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/mac/installation?view=vsmac-2019

Visual Studio for Macをインストールする

Visual Studio for Macはこちらのページからダウンロードできます。Visual Studioを使うには、ライセンスが必要ですが、Communityライセンスは無料で利用できるので、ライセンスがない方はCommunityライセンスを取得すればOKです。

https://visualstudio.microsoft.com/ja/vs/mac/

Visual Studioのダウンロードページ

Mac版のVisual Studioを使うのは初めてなので、Windows版との違いが気になるところですが、上のページにちゃんとわかりやすい比較表がありました。これまでWindowsで本格的な開発をされていた方はチェックしておいた方が良いでしょう。

Visual StudioとVisual Studio for Macの違い

ダウンロード完了したらインストールをしていきます。インストーラを起動すると、インストールオプションが表示されます。今回は.NET/.NET Coreの開発が目的なので、いったん.NET Coreに絞ってインストールします。

Visual Studio for Mac のインストール画面

インストールが開始します。

Visual Studio for Mac のインストール画面

インストールが完了したら無事、Visual Studioが起動できるようになります!

サンプルアプリで動作確認

それでは、Visual Studioでもサンプルアプリを作るステップを確認しておきます。

今回は、新しいソリューションで、「Webアプリケーション」を選択します。

Visual Studio for Mac のアプリ(プロジェクト)作成画面

フレームワークに.NET5.0を選択します。

Visual Studio for Mac のアプリ(プロジェクト)作成画面

プロジェクト名を入力します。

Visual Studio for Mac のアプリ(プロジェクト)作成画面

これでプロジェクトが自動的に作成されます!

Visual Studio for Mac のアプリ開発画面

さて、作成したプロジェクトを実行して、アプリを表示させます。プロジェクトを右クリックし、「プロジェクトの実行」を押すと、ビルドが走りアプリケーションが実行可能な状態になります。

Visual Studio for Mac のアプリ(プロジェクト)実行画面

この状態で、localhostにアクセス(http://localhost:5001)すると、以下のデモ画面が開きます。

サンプルアプリ画面

以上、VSCodeまたはVisual Studio for Macを利用してMacで.NETの開発を行う方法のご紹介でした!最後までご覧いただきありがとうございます。

もし、この記事が少しでもお役に立ちましたら、以下のいいねボタンをポチっていただけますと幸いです!

0

この記事を気に入っていただけたらシェアをお願いします!

ABOUT US

アバター
Yuu113
初めまして。Yuu113と申します。 兵庫県出身、東京でシステムエンジニアをしております。現在は主にデータ分析、機械学習を活用してビジネスモデリングに取り組んでいます。日々学んだことや経験したことを整理していきたいと思い、ブログを始めました。旅行、カメラ、IT技術、江戸文化が大好きですので、これらについても記事にしていきたいと思っています。