今回は、Azureで、VMなどのリソースが所属するサブネットを同じ仮想ネットワーク内の別のサブネットに移動させたい場合の方法について整理しておきます。
変更前の状況
はじめに、変更前の状況を確認しておきます。
今回は、仮想ネットワーク「AzureVNET_EJ_013」のサブネット「default」に所属するリソース(VM)を、「GithubServerSubnet」に移動させます。
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-05-0.47.43.png?resize=728%2C218&ssl=1)
サブネット「default」のプライベートIPアドレスレンジは「10.0.0.0/24」で、以下をみると、移動対象のリソースはそのレンジ内のプライベートIPアドレス「10.0.0.9」を持っています。
そして、もう少しよくみると、TypeがVMそのものではなくネットワークインターフェースになっています。そうなんです、Azureの仮想ネットワークに直接接続されるのは、VMではなくVMにアタッチされているネットワークインターフェースなのです。
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-05-0.53.25.jpg?resize=728%2C263&ssl=1)
これを、プライベートIPアドレスレンジが「10.0.6.0/24」のサブネットに移動させます。
所属するサブネットを変更する
方法は簡単!ネットワークインターフェースの「IP Configuration」ブレードからサブネットを選択し直すだけ!これが仮想ネットワークをまたぐリソースの移動であれば、リソースの再作成が必要だったりと厄介なのですが、同じ仮想ネットワーク内であればこれだけで済みます。
*なぜ、日本語設定なのにドイツ語みたいな表示が紛れ込んでるのかはいったん目をつむる・・・
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2020/12/image-14.png?resize=728%2C263&ssl=1)
サブネットを変更すると何やらワーニングが。なんて書いてるか読めない・・笑
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2020/12/image-15.png?resize=728%2C263&ssl=1)
保存すると、サブネットが変わり、プライベートIPアドレスも変わったことが確認できました!
![](https://i0.wp.com/www.simpletraveler.jp/wp-content/uploads/2020/12/image-16.png?resize=728%2C263&ssl=1)
以上、同一仮想ネットワーク内でリソースの所属サブネットを変更する方法の解説でした!
おしまい